マアク皮膚科

マアク皮膚科

アレルギー性疾患

ALLERGIES

ATOPIC DERMATITISアトピー性皮膚炎

生まれつきの皮膚体質に加え、アレルギー反応や外的刺激、環境因子が関連して全身性にかさかさと赤くかゆい発疹を生じさせます。「お酒に強い、弱い」と同じような生まれ持っての素因が関わっているため、長期に渡りスキンケアを中心とした治療、管理が必要です。

メディアでも取り上げられることが多く、誤認識や間違ったケア方法も横行しているのが実状で、最も大切なことは、疾患の本態やメカニズム、対処法を充分に理解していただくことです。
それをもとにその方に一番合った治療法をご相談いたします。

HAY FEVER花粉症

花粉症

スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサなど種々の植物の花粉に対するアレルギーを有すると、花粉飛散の時期に一致して鼻炎や結膜炎をおこします。
花粉は顔、特に眼周囲に付着しやすいため赤くかさかさした皮膚炎を発症することも多々あります。血液検査で診断を行い抗アレルギー剤の内服、点眼、点鼻などで加療します。
スギ花粉症に対しては舌下錠投与による根治的治療も行うことができます。

CONTACT ALLERGY接触アレルギー

何らかの物質が肌に触れることで皮膚に反応を起こし皮膚炎を起こす病態を接触性皮膚炎(かぶれ)といいます。
かぶれは刺激性のものとアレルギー性の2種類があり、アレルギー性のかぶれを疑った場合はパッチテストで原因を調べます。

かぶれの原因が不明のままですと予防ができず、気づかないうちにまた肌に触れ、症状が反復、増悪するため可能な限り原因物質を解明することが望まれます。
原因物質は日常生活にひそんでいて普段何の気なく使用している可能性もあり、問診によって思いがけない物質が判明することもあるのです。

FOOD ALLERGY食物アレルギー

食事に含まれるアレルゲン(アレルギーの原因物質)による反応で、摂食後15分以内に口の中がぴりぴりしたり唇が腫れたり蕁麻疹が出たりします。
呼吸困難や消化器症状を併発して時に重篤なアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるので、可能な限り原因物質を探り摂取を控えるなどの対処が必要です。

検査は血液検査で行います。アナフィラキシーショックを起こすと非常に危険ですので緊急対処薬の自己注射用シリンジを常時携帯していただくこともあります(小児でも携帯可能)。自己注射シリンジの処方及び使用トレーニングは当院で行うことができます。

SUNLIGHT ALLERGY日光アレルギー

日光を浴びると発赤、水ぶくれ、蕁麻疹などの皮膚症状を引き起こす病態を光線過敏症といいます。
紫外線そのものに反応するタイプと、薬剤や化粧品の成分が日光により化学反応を起こして症状を引き起こすタイプがあります。
治療を行うとともにサンスクリーンなどで紫外線を避ける必要があります。紫外線の許容検査(どの程度の光までは問題少なく浴びることができるか)を行い、遮光の程度や方法を決定することもあります。検査は当院でも行うことができます。

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